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ルブレフ、ラケット破壊でダメ押し。最終戦の出場権を争うシナーらが敗退 [ATP1000 パリ]

「全米オープン」でのルブレフ

現地3日、シーズン最後のマスターズ大会である「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/11月1日~11月7日/室内ハードコート)の大会3日目が行われ、2人の上位シード選手が早々と姿を消すことに。また、シーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」への出場権を争う選手たちにも動きがあった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

シードにより1回戦を免除されていた第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、初戦となった2回戦で世界ランキング26位のテイラー・フリッツ(アメリカ)に5-7、6-7(2)のストレート負け。第1セット、互いにサービスゲームをキープし合う中で迎えた第12ゲームで初めて与えたブレークポイントを決められたルブレフは、第2セット序盤で得たチャンスを自分は決めることができない。勝負どころで相手と明暗が分かれたルブレフは、タイブレークで先にミニブレークを許し、1-4となった時に感情を爆発させて自分の足にラケットを叩きつけて破壊。すると、すでに1度警告を受けていたため相手に1ポイントが加算されて1-5に。その後マッチポイントを握られ、最後はフリッツがフォアハンドのパッシングショットを決めた。

24歳のフリッツは、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)とアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を撃破した「ATP1000 インディアンウェルズ」に続いて、トップ10選手から勝利を挙げるのはシーズン3度目。「全仏オープン」で負傷して6月に右膝を手術していたが、ここ最近は12戦10勝と絶好調。「18歳の頃に抱いていた、冷血な感情をようやく取り戻した」 と心境の変化を語っている。

第8シードの20歳、ヤニク・シナー(イタリア)も初戦敗退。18歳の世界35位カルロス・アルカラス(スペイン)との若手対決は一進一退の好ゲームとなったが、勝負の分かれ目でアルカラスが一段とレベルを上げた。アルカラスは第1セットのタイブレークでシナーに1ポイントしか与えずにセットを取ると、続く第2セットでは相手のサービスゲームで積極的に出て、何度もブレークチャンスを作る。そして5-5で迎えた第11ゲーム、アルカラスはこのセットで得た7度目のブレークポイントで、ラリーの最後は相手のショットがネットにかかって6-5とリード。続くサービング・フォー・ザ・マッチを決め、7-6(1)、7-5のストレート勝利を収めた。

シナーは試合後、2019年のチャレンジャー大会でも敗れた相手、アルカラスについて以下のように語っている。「2019年のクレーコートで行われたチャレンジャー大会で対戦した時から、彼はトッププレーヤーになるだろうと思っていたよ。そういう選手は間違いなく特別なものを持っているから、すぐわかるんだ」

若手対決の裏では、「Nitto ATPファイナルズ」の出場権争いでシナーを追う第7シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)が初戦に勝利し、彼を抜いて出場権争いで8位に浮上。彼らの背後につける第10シードのキャメロン・ノリー(イギリス)も3回戦に勝ち進み、出場権争いに食らいついている。第9シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、1回戦で元世界王者アンディ・マレー(イギリス)を破ったラッキールーザーの世界58位ドミニク・コプファー(ドイツ)に敗れて、出場権争いから脱落した。

そのほかには、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)や第4シードのズベレフが白星スタートを切る中、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が右腕の痛みにより途中棄権している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのルブレフ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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