「グランドスラム」に加えて「オリンピック」、「デビスカップ」「フェドカップ」、さらにツアーの下部大会であるITF大会、ジュニア大会、車いす大会、シニア大会、ビーチテニス大会などを主催、公認、運営するテニスの国際統括団体です。
イギリスのロンドン郊外にあるローハンプトンに本部があります。1913年にフランス・パリにて12カ国の参加のもとILTF(国際ローンテニス連盟)として設立され、のちに1977年「ローン(芝)」という単語を削除して現在のITFとなりました。
ITF 男子ワールド・テニスツアー
ITFが運営する小規模な大会。約600大会ほどが開催されており、70~75か国以上の国で開催されます。
2019年に正式名称が「ITF Men's Circuit」から「ITF Men's World Tennis Tour」と名前が変更され、ポイントなどに大きな変革が起きました。それにより、ATPランキングポイントに加え新たにITFランキングポイントを新設されました。選手はそのポイントを積み重ねてATPチャレンジャーツアーへ出場し、より上位のATPツアーを目指すことになります。
賞金の金額によって2つのカテゴリーに分けられています。
15s (フィフティーンズ)→1万5,000ドル
25s (トウェンティーファイブズ)→2万5,000ドル
※2020年には、すべての試合でATPランキングポイントの付与がなくなり、ITFランキングポイントのみとなる予定です。
ITF 女子ワールド・テニスツアー
WTAツアーの下のカテゴリーです。約500大会ほどが開催されており、60か国以上の国で開催されます。
2019年に正式名称が「ITF Women's Circuit」から「ITF Women's World Tennis Tour」と名前が変更され、ポイントなどに大きな変革が起きました。
賞金の金額によって5つのカテゴリーに分けられています。
15s (フィフティーンズ)→1万5,000ドル
25s (トウェンティーファイブズ)→2万5,000ドル
60s (シックスティーズ)→6万ドル
80s(エイティーズ)→8万ドル
100s(ハンドレッズ)→10万ドル